歴史のつまった人吉の武家蔵を繋いでいく

こんにちは！
人吉市の無料ビジネス相談所、人吉しごとサポートセンターです。

先日は人吉の武家蔵(ぶけぐら)のオーナー、堤さんにお越しいただきました。

人吉市土手町にある相良藩の家老屋敷跡「武家蔵」は、人吉城跡から移築した堀合門が正面にあり、人吉城唯一の本門建造物として、長い間市民や観光客に愛されてきました。

西南戦争の際にはなんとあの西郷隆盛の宿舎としても使用され、歴史に興味のある方なら訪問必至の場所かもしれません。

オーナーであり、武家蔵の案内人の堤悟（つつみ さとる）さんは今年で71歳ながら、豊富な知識と、分かり易い説明で武家蔵見学にいらっしゃった訪問者の方を楽しませています。
毎年、観光バスで堤さんの説明を聞くのを楽しみにこられる方もいるようで、歴史や文化に興味をもつ人には、とても貴重なスポットとなっています。

センター長は、これまでお客様をお連れして、堤さんのお話を４回ほど伺ったらしいですが、まだ聞き足りないと興味津々の様子。それくらい面白いとか。歴史の流れや地域の隔たりを縦横無人に結びつけるストーリーは、落語のように、何度でも聞きたくなるようです。

そんな歴史にも貴重な建造物ですが、堤さんの私有の建物のため、維持管理をすべてお一人で行っており、茅葺屋根の補修や修繕は、数年ごとに行う必要があり、資金面や運営面でお悩みでした。

歴史的にも貴重なこの建物を、後世に語り継いでいくために、ヒットビズでは、クラウドファンディングを提案。今回は資金調達の今後について作戦会議を実施しました。

エアラインとのコラボによる武家屋敷見学ツアー企画などの販路拡大や、ターゲットを絞った情報発信など引き続きサポートしていきます。

人吉には、まだまだ素晴らしいお宝がいっぱいです！